低額運賃でバスに乗車できることを求めて京丹後市宇川地域の住民が提出した請願が20日、市議会総務常任委員会で不採択となりました。
 日本共産党の松田成渓議員は、「公共交通の充実は周辺住民にとって切実な問題であり、議会がその願いを受けとめることが当然。地域づくりの主体である住民が要望していることであり、行政は支援すべきである」と賛成討論をしました。
 他会派の議員からは、「他の地域とのバランスを欠く」、「議会は全体のことを考えるべき」と否定的な発言が相次ぎました。委員8人中賛成したのは松田議員のみで、賛成少数で不採択となりました。