日本南画院と中国・北京画院の主催の日中美術合同展が京都市美術館で17日まで開催されています。
 日中の文化交流として第6回になり、会場には中国からもたくさんの人が来館し、会場内はあいさつや作品の前での作者などとの記念写真など明るい雰囲気で賑わっていました。
 作品は現代の日中南画(水墨画)作家の50号から150号の大作がずらり展示さています。「水墨画壇において最大の組織が本格的な合同展を開くことは両国美術界の一大盛事であり、両国画家に更なる向上意欲をかきたてるに十分だ」と日本南画院の町田泰宣理事長は強調します。
 大作に見入る参観者は「中国の人たちも、特に若い人たちは現代風な絵を創作しておられるんですね、感心します」、「すごいきれいな作品」、「南画というより現代日本画のような画風と色彩ですね」などと感想を寄せました。(仲野良典)