京都市右京区の常磐野地域住民による「常磐野9条の会」は、「右京消費者9条の会」と共催で9日、「かえたらあかん 憲法9条」と題し、結成1周年を記念したフェスティバルを開き、130人が参加しました。
 呼びかけ人代表の進藤盛隆さんがあいさつ。賛同者がこの1年で366人にもなり、”日本国憲法は深刻な危機に直面している”との情勢の下、「戦争をさせない国」づくりをめざす私たちの運動への共感をさらに大きく広げようと訴えました。
 日本バプテスト京都教会の大谷心基牧師が、「みんなで平和をつくる」をテーマに講演。「軍備をもつことで平和は来ない。安全という身を守ることだけで、平和に生きることは出来ない。平和は行動しなければならない」と話しました。
 また、マジックや日本のうたごえ協議会副議長の山本忠生さん(地元嵯峨学区9条の会員)とひまわり合唱団有志、合唱団ポケットの歌と踊りで交流。持ち寄った絵画、書、陶器、手芸などの作品も展示され、参加者の笑顔で元気いっぱいのつどいになりました。(浅郷伸一)