京都の青年たちでつくる平和イベント「Peace jam in kyoto」(同実行委員会主催)が7月29日、御射山公園=京都市中京区で行われました。講演会、パネル展示、バンド演奏などの催しに、100人を超える青年が参加しました。
 メイン企画では、アメリカの貧困や格差問題を取材してきたジャーナリストの堤未果氏が講演しました。
 堤氏は、格差の激しいアメリカで、軍隊へリクルートされた貧困層の若者が、危険なイラクへ派遣されている実態を紹介。日本も社会的格差の拡大が進み、憲法9条が変えられてしまえば、戦争をする国になると指摘しました。「メディアにコントロールされないで、真実を知ることで、行動を起こす力にしてほしい」と訴えました。