日本共産党京都府委員会は3日、職場支部の取り組みの経験と打開すべき問題点を交流する「第20回職場支部交流会議」を京都市内で開きました。
 渡辺和俊委員長はあいさつで、「活動の焦点は、来年の2大選挙で前進することにあり、支持を大きく広げることのできるわかりやすい情勢である」と強調し、「小泉構造改革が自民党の支持基盤を壊し、社会的反撃が労働者を中心に多くの分野で広がっている。日々の職場での苦労や新しい経験を交流して前進の契機にして欲しい」と語りました。
 討論では、NTT労働者への理不尽な広域配転や労働強化による過労死を認めさせるたたかいの中での党支部の役割、成果主義賃金導入で賃金カットされている実態などが語られました。また、党地区委員会から『職場問題学習・交流講座』に学び、職場支部の実態もよくつかみ相談にのり、会議開催や支部の活動計画を持つうえで援助を強める努力が開始されていることが報告されました。
 中川義文副委員長が、「党機関が『職場問題学習・交流講座』に学び、役割を自覚し、職場支部に足を運び、一体となった努力で前進を1歩1歩築こう」とまとめました。