当Webサイトと「週刊しんぶん京都民報」で連載中の「親子で楽しむわくわく絵本」筆者で「えほん館」(西京区)経営者の花田睦子さんが24日、京都市中京区のウィングス京都で「絵本ってすばらしい」と題して講演。市民ら45人が聞き入りました。京都で活躍する女性を紹介するブックレット「京都現代女性シリーズ」発行をめざす「ひだまり出版」が主催したもの。
 花田さんは高卒後、証券会社に就職。お茶くみとコピーだけの単調な仕事内容に「自分の生き方はこれでいいのか」と悩んでいた時に本屋で絵本「ペツェッティーノ」(レオ・レオーニ作、谷川俊太郎訳)と出会い、主人公が自分探しをしていく内容に共感。絵本の持つ魅力を多くに人に伝えたいと、24歳で無店舗から絵本屋を開店するまでの道のりを語りました。
 来年でえほん館は開業20年目を迎えます。花田さんは「物語の持つ力や言葉の不思議な魔法をもっと勉強したい」と話しました。