京都市交響楽団は、初公演からちょうど50年目にあたる18日、同じ会場の先斗町歌舞練場(京都市中京区)で記念演奏会を行いました。初演メンバー6人が現役・OBに混じって共演しました。
 50年前と同じヴェルディの歌曲「ナブッコ」序曲、シベリウス交響詩「フィンランディア」、ブラームスのハンガリー舞曲などの5曲に加え、新たにベートーヴェン交響曲第5番「運命」を演奏。指揮者は、第4代常任指揮者の外山雄三氏が務めました。
 演奏会に先立ち、13日に亡くなった岩城宏之・首席客演指揮者、15日に亡くなった佐藤功太郎・元副指揮者(渡辺暁雄第5代常任指揮者時代)両氏の遺影を舞台に飾り、バッハの「G線上のアリア」の演奏で業績をしのびました。