生活保護費の老齢・母子加算の削減は「健康で文化的な最低限度の生活」を定めた憲法に反するとして、取り消しを求めている裁判(生存権裁判)を支援しようと13日、同裁判を支える会と弁護団が原告の松島松太郎さんとともに京都駅前で街頭宣伝しました。
 生存権裁判は、京都地裁のほか、秋田、広島など全国4地裁でたたかわれています。この日は、来月12日に追加提訴する徳重光雄さん(72)=下京区=と辰井絹恵さん(43)=山科区=も宣伝に参加。「生活保護・老齢加算の廃止は違憲・違法」と書いた横断幕を掲げながら、「生活保護は国民生活の土台を底支えするもの。切り下げは所得税や最低賃金などすべての国民に影響する」と裁判への支援を呼びかけました。