京都の女性9人が呼びかけた、「教育基本法『改正』案に反対し、廃案を求める京都の女性緊急アピール」が12日、発表されました。
 アピールは、子どもたちのすこやかな成長を願うため教育基本法「改正」案に強く反対すると、「もうだまっていることはやめましょう。教育基本法を守り生かすために、ご一緒に力を合わせましょう」と呼びかけています。
 アピールでは、教育目標に「愛国心」を盛り込むことについて、「国家による『愛国心』の強制、学校や家庭教育への介入などによって、国家が国民を支配し自由を奪うことにつながります」と批判しています。
 同アピールは、小泉首相と衆院教育基本法特別委員会のメンバーにファクスで送信されました。
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 呼びかけ人9氏は次の通り。
 井口和子(京都子どもを守る会会長)、伊藤啓子(京都民主婦人連合会会長)、臼井照代(元府立高校校長)、久米弘子(弁護士)、能塚耐子(くりくま保育園園長)、末松弘子(新日本婦人の会京都府本部会長)、中尾牧(京都母親連絡会会長)、秦保恵(京都教職員組合女性部部長)、横井多喜子(婦人民主クラブ(再建)京都協議会学会長)。