「京都の定時制・通信制教育を考えるみんなの会」の第12回総会が6月4日、京都市左京区の京都教育文化センターで行われ、▽定時制高校つぶしを許さない取り組み▽夜間定時制高校の良さや役割を広める活動などの07年度の活動方針と新役員を確認しました。
 京都市教委が昨年3月に京都市立洛陽、伏見両工業高校の定時制課程の統廃合を打ち出したことにふれ、洛陽工業高校の卒業生や保護者から、「廃校反対のための運動をしたい」、「仕事と学校生活を通じて、優しさや思いやりの心を学んだ定時制高校をなくさないでほしい」などの意見が出されました。
 また、府立高教組と京都市立高教組から、教育基本法改悪案はじめ、子どもの教育を切り捨てる施策を批判し、共同を呼びかける連帯のメッセージが寄せられました。
 確認された役員は次の通りです(敬称略)。▽会長=林五月▽副会長=後藤淳子(いずれも再)。