京に豊かな放送文化をつくろうとNHK京都放送局とKBS京都の労働者が2日、市民と一緒に「放送フォーラムイン京都」を開き、両局の番組を鑑賞する一方、NHK問題に議論が集中し活発な意見が交わされました。
 この催しは毎年1回定期的に開かれていてことしで19回目を迎えました。NHKと民放が共同で市民と交流をもつ会合はめずらしく全国でも京都だけです。
 この日会場のKBS京都には市民・労働者合わせて40人が参加し、とりわけNHKの番組偏向や制作者不当配転などに批判が集中しました。参加した放送評論家の壱岐一郎(いきいちろう)さんは「ローカル番組は放送の原点です。19回も続けているこのフォーラムを全国に広げていってほしい」と感想をのべていました。