厚生労働省は1日、05年の人口動態統計を発表。1人の女性が生涯に産む子どもの数の推定値「合計特殊出生率」は、04年から0・04ポイント下がり、1・25となったことが分かりました。5年連続で過去最低を更新しました。都道府県別では、京都府は1・13と東京、奈良に次いで全国で3番目の低さでした。
 昨年生まれた赤ちゃんの数(出生数)は106万2604人で過去最小。出生数から死亡数(108万4012人)を引いた「自然増加数」は、統計を取り始めた1889年以来初の減少となるマイナス2万1408人。京都府では、出生数は21558人で、自然増加数はマイナス575人でした。
 都道府県別05年合計特殊出生率ランキング(カッコは04年)
 低い①東京0・98(1・01)②奈良1・12(1・16)③京都1・13(1・14)
 高い①沖縄1・71(1・72)②福井1・47(1・45)③宮崎、福島1・46(宮崎1・52、福島1・51)