6月1日から1カ月間、府の最低賃金(時給682円)での生活に挑戦する労働組合の青年部らが28日、三条河原町で最賃引き上げなどを求める街頭宣伝を行いました。
 今年で3回目となる「げんなり最賃伝説」。参加予定は現在76人。この日は、挑戦する京都総評青年部のメンバーら12人が若者が行き交う三条河原町で約1時間、最賃問題を説明したチラシを折り込んだポケットティッシュを配りながら、最賃引き上げを求める署名を集めました。
 大学生や高校生らが足を止めて署名し、「(時給682円は)安すぎる。おかしいと思う」「今、時給750円だけどめっちゃこき使われて、もっと時給ほしい」「最賃に近い時給で働いたことがある。辛かった」など対話となりました。また、信号待ちで興味深そうにチラシを読み込む若者らの姿も見られました。
 最賃生活中は、参加者の思いつづった日記(ブログ)を公開します。詳しくは、ホームページ(http://www.gotengo.net/)まで。(永井宏和)