京都教育センター(野中一也代表)は27日、左京区の京都教育文化センターで「教育基本法改悪『待った!』緊急集会」を開き、60人が参加しました。
 野中代表(大阪電通大名誉教授)が、国会で審議中の教基法改悪案について、教育の目標に「愛国心」などの「徳目」を設け「内心」にまで国家が介入しようとしている危険性を批判。内心の自由が脅かされ、家庭教育にまで国家が介入すれば、一層教育が荒廃する、と指摘しました。
 あいさつに立った日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補は、教基法問題の同党アピールで、諸団体と懇談している活動について報告しました。
 深澤司京教組教文部長の活動報告、青年のリレートーク、教基法改悪案を廃案に向けた集会アピールの採択が行われ、6月4日の京都府民大集会(円山野外音楽堂)に向けた行動などが提起されました。