エイズへの偏見や差別をなくそうと「AIDS CANDLE Parade 14th」が21日行われ、パレードで「エイズとともに生きる」を訴えました。
 参加者は京都市役所前でのセレモニー後、約1時間半かけて円山公園までキャンドルを持って歩きました。「大阪HIV訴訟」原告団代表で、95年に49歳で亡くなった石田吉明さんの遺品のセーターなどで家族らがつむいだ「メモリアルキルト」も掲げられました。
 日本でも10代、20代のHIV感染が広がる中、パレードではHIVに関するパンフレットなどとともにコンドームを休日でにぎわう繁華街の若者らに配布し、啓発しました。
 集会には、日本共産党のこくた恵二衆議院議員が駆けつけ、参加者を激励。井坂博文、佐藤和夫、西野佐知子の各京都市議も参加しました。(小林孝宏)