ホームレスの自立支援を行っている「ホームレス支援機構・京都寄り添いネット」と「(財)ソーシャルサービス協会ワークセンター」、京都市職員労働組合民生支部が5月19日、上京区の日本バプテスト京都教会で「ホームレス支援講演会」を開き、約40人が参加しました。
 NPO法人北九州ホームレス支援機構の奥田知志理事長が、「人の恢復(かいふく)と社会の創造を目指して」と題して講演しました。奥田氏は、同支援機構が、▽ホームレスのいのちと人権を守る▽自立を支え、自立した人の再ホームレス化の防止▽ホームレスを生み出さない社会作り、を目指し、炊き出しや宿泊施設の運営、就労斡旋、葬儀などに取り組んでいることを紹介。支援をする中で大事な点は、支援者が人間としてホームレスの人とどのような信頼関係を築くかだと語りました。