憲法9条の条文を石に刻み「9条守ろう」運動を進めている同志社中学校(「週刊しんぶん京都民報」06年4月30日付)の生徒大会が5月12日に行われ、憲法9条の改悪に反対を呼びかける平和アピールを全校生徒で採択しました。
 アピールは、憲法第9条の1、2項全文を掲載し、「戦争放棄」と書かれた世界でも珍しい9条の位置づけを紹介するとともに、20世紀に広がった軍事力優先の考え方を批判。「恐ろしい歴史を繰り返さないためにも憲法9条を変えるのに僕は反対です。憲法9条を変えるということは日本の、そして世界の宝を失うに等しい」と訴え、憲法9条の重みを考えようと呼びかけています。