被爆体験を聞いて、平和について語ろうと高校生が中心に企画した「ぴーすサンドイッチ」(下京・南区青年平和サークル『和』、民青同盟下京・南協議会主催）が14日、南区のあらぐさ保育園で開かれ、15人が参加しました。
　第１部では12日、原爆症の認定を求める集団訴訟で勝訴した原告の１人で京都市南区在住の小高美代子さん(81)が、広島の爆心地近くで全身やけどを負った人々の様子などをリアルに語りました。小高さんは「原爆で亡くなった多くの人から私は生かされ、被爆の実態を後世に伝える任務を与えられた。若い人にしっかり記憶に留めてもらい、１人でも多くの人に話して欲しい」と訴えました。
　参加者から「政府が原爆症と認めなかった理由は何だったのか」などの質問が出されました。　　第２部で参加者は、「どうしたら平和な世界がつくれるか」などについて話し合いました。

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