4月28日(金)、立命館大学内で民青同盟立命館大学地区委員会の新入生歓迎企画として、日本共産党参議院議員・大門実紀史さんを招いた講演会を行い、40人が参加しました。
 「総仕上げだ」と話す小泉内閣の構造改革路線が、日本にとってどのような影響を与えているのかを、経済問題を軸に、実際に国会で論戦しておられる大門さんに話してもらいました。
 大門さんは、規制緩和によって京都市内でもタクシーが増え、競争をあおったり、運転手の給与水準が生活ができないようなレベルに下がっているという実態などを例にあげながら、小泉改革の経済路線がすでに破綻していることなどを話されました。
 最後に、新入生への言葉として、無批判に人の話をそのまま受け止めるのではなく、自分自身で考え、仲間と議論したり、本を読んで深めたりしながら、自分自身の意見をもつということを大学の中で学んでいってほしいと訴えられました。
 参加者の感想では、「非常に興味深かった。国民に表面的にはいいことを言ってるけど、本当は民間のもうけのための構造改革なんだということに驚きました」、「政治や経済のことは苦手。でも参加して話を聞いたことで自分なりに考えたいと思いました」などの声がよせられました。(T・G)