日本国憲法施行59周年の3日、憲法9条の改悪に反対して「九条変えて戦争行くんか?そんなんあかん!5・3憲法集会in京都」(実行委員会主催)が、京都市東山区の円山野外音楽堂で行われ1300人が参加しました。
 演奏や朗読で平和への思いを表現したフェスタに続く集会では、作家でジャーナリストの堤未果さんが講演。堤さんは、貧困層が軍隊に入隊する米国での構造を説明しながら、格差社会にすすむ危険性を指摘するとともに、米国ではイラク戦争で子どもを失った母や帰還兵が反戦運動に立ち上がり、戦争を放棄した日本国憲法9条が注目されていることを紹介。「無関心が戦争をつくる。市民1人ひとりが真実を知り、それをどう変えるのか知恵をつくそう」と呼びかけました。
 参加者は、同集会アピールを採択し、集会終了後、京都市役所までデモ行進しました。
 日本共産党からは、井上哲士参院議員が代表してあいさつし、成宮まり子07年参院選京都選挙区候補も参加しました。