立春から88日目の2日、「宇治新茶八十八夜茶摘みの集い」が京都府茶協同組合茶業センター=宇治市宇治折居開=で開かれ、市民らが茶摘みを体験しました。主催したのは、(社)京都府茶業会議所、京都府茶生産協議会、京都府茶協同組合。
 参加者らは茶農家の説明を受けながら、一番茶となる新芽をていねいに摘み取りました。同センターでは「製茶体験」、「おいしいお茶の入れ方教室」なども行われ、インストラクターのアドバイスを受けていれた玉露などの高級茶を楽しむ人びとでにぎわいました。
 茶摘みを初めて体験した加藤裕美子さん(29)=京都市=は「みずみずしい新芽を摘むと、季節を感じて楽しい」と話しています。