自爆攻撃で亡くなったイスラエルの少女バット・ヘンさんの詩を編纂した「平和への夢」の出版記念会(出版委員会主催)が12日、少女の両親シャハク夫妻=写真=を招いて、京都市上京区のホテルで開かれました。
 出版委員会を代表して小泉潤牧師が、「少女の平和への願いは、互いの違いを認めてひとつになることでした。この平和への夢を実現させるためさらに運動を広げたい」とあいさつ。シャハク夫妻は、日本語版出版への感謝を述べるとともに、暴力による憎しみの連鎖ではなく、対話を通じた共存と和解をと訴え活動していることを紹介し、「2度と戦争で命が奪われることのないよう祈り、平和を夢みた娘の遺志を継いで活動したい」と話しました。