6日から国会で審議が始まった医療改悪法案。府内各地の医師会長や老人会・患者会などから反対の声を紹介します。
小泉政権の弱者切り捨て
 京都社会保障推進協議会が取り組んでいる医療改悪反対のアピールに賛同しました。 高齢者の窓口負担を従来の1割から2、 3割へと引き上げる今度の医療制度 「改革」 は、 弱者切り捨てを進めてきた小泉政権の象徴のように思えます。
 京都市では、 昨年国保料も急激に上がり、 今まで無料だった敬老乗車証も夫婦とも有料となりました。
 老人会の会員の中でも医療費負担が上がることに不安をもらす方はいらっしゃいますが、 1人ひとりでは 「国がやることやから仕方がない」 と諦めてしまうことがもどかしい思いです。
 5月14日には円山公園音楽堂で、 高齢者の要求を持ち寄る集会が開かれると聞きました。 ぜひ参加し、 力を合わせて声を上げたいと思います。
(「週刊しんぶん京都民報」06年3月26日付掲載)