「『自立支援』法を強行した自民、公明が担ぐ知事に願い託せない」。「民主府政の会」が1日行った街頭宣伝(四条河原町)に東京から駆けつけた、全国肢体障害者団体連絡協議会事務局長の宮内俊清さん(65)が、車いすから衣笠洋子知事候補への支持を訴えました。宮内さんの訴え(要旨)は次の通り。
                             
 今日、4月1日は障害者「自立支援」法が実施される悪い意味での記念日となりました。昨年10月31日、全国から集まった車いす90台を含む約500人の仲間たちが国会傍聴する中、自民、公明の賛成多数でこの悪法が成立しました。
 この法律は、お金がなければ福祉制度を利用することができない。障害が重ければ重いほど、使えば使うほどお金を取られる。どこに「自立」という言葉があてはまるでしょうか。障害者「生活破壊」法です。
 今度の知事選、「自立支援」法をつくった自民党、公明党に加えて、民主党までも支持する人に私たちの願いを託すことができるでしょうか。
 障害者が安心して人生を送れるように、衣笠さんに私たちの願いを託したいと思います。