労働相談センター(京都総評)の「06年春・京都労働相談ホットライン」が3月27日から29日までの3日間行われ、34件の相談が寄せられました。
 「出張費は2000円以下だと出ず、時給も620円と最低賃金以下になっている」(20歳の男性、派遣)「病気が回復したら復帰する約束だったのに、『仕事がない』と断られた」(女性、パート)など、働くルールが守られず、劣悪な労働条件で働かされている実態が示されました。
 土井重勝同センター事務長は、「今年はテレビ報道されるなどして関心が高く、多くの相談があった。引き続き、実施時期やテーマなど検討して、利用しやすいよう工夫して取り組みたい」と話しています。