南丹市長選をめぐり、公職選挙法違反(買収など)の容疑で逮捕された同市長の中川圭一容疑者(63)が22日、市議会の高橋芳治議長に辞職届を提出しました。市議会は同日、本会議を開いて全会一致で同意し、辞職が決定しました。
 市長辞職を受け、日本共産党・住民協働市会議員団の大西一三団長は「辞職は当然です。市民が主人公で市民の声と願いが届く市政をつくるためにがんばります」と話しました。
 公選法によると、選管が辞職届を受理してから50日以内に選挙が行われることになっています。しかし、2月に行われた市長選をめぐって、当選無効などを求める異議申し立てが出されており、その結論が出るまでは選挙が行えません。