「活力京都宇治」が17日、宇治市のパルティール京都で、「山田啓二知事を励ます活力京都宇治総決起大会」を行いました。自民、民主、公明各党の代表らが、山田知事の「実績」の押し出しに躍起になるとともに、山田知事自ら反共攻撃を行いました。
 600人余りが参加。「実績」について各弁士は、「山田知事は現地現場主義を貫かれ、行動する知事。鳥インフルエンザや台風23号への対応で、現場で陣頭指揮をとって対応された」(自民・井沢衆院議員)「相手陣営は冷たい知事というが、こんなあたたかい、やさしい知事はいない。(4年間に起こった)危機に対して、卓越したリーダーシップを発揮された」(民主・山井衆院議員)などと述べました。
 また、「一番の大敵は油断と投票率」(久保田宇治市長)「大敵は無関心」(山井氏)「油断のなきようにお力添えを」(公明・竹内府本部副代表)と引き締めました。
 「民主府政の会」の衣笠洋子候補に、「ご都合主義の独善と偏見の候補者」(久保田氏)と悪ばを浴びせるとともに、「資本主義には矛盾はあるが、共産主義に戻るわけにもいかない」(竹内氏)と反共攻撃を行いました。
 山田知事は、「実績」として宇治での府営水道の断水、小学生傷害事件や鳥インフルエンザなどへの「安全・安心」の対応を力説。また、「共産党は予算に反対している。反対だといいながら、中途半端に『これはできるあれはできる』というのは無責任」「甘い話は、数年間はできるが、その後には恐ろしい結果が待っている」と決めつけました。