日本共産党の市田忠義書記局長が11日、「民主府政の会」の衣笠洋子知事候補の応援に京都入りし、京都駅前や上京区の集会で訴えました。760人の参加者で超満員の西陣織会館の大演説会では、「小泉内閣の5年間で格差と貧困が広がった。その中でも、京都は小泉改革の最もひどい被害を受けている」とのべ、具体的な数字をあげながら事業所の減少数や失業率の悪化の割合が全国一であることを示しました。
 山田府政について市田氏は、「国保税を払えない人から保険証を取り上げるよう通達を市町村に出した知事は全国で山田知事だけ」とのべ、「小泉改革」の痛み押し付けを府市一体となって加速させていると批判。「衣笠さんの勝利で小泉政治への審判を全国に先取りして下そう。オール与党が支える冷たい官僚知事を変える力は、日本共産党と党派を超えた共同。日本の夜明をごいっしょに迎えよう」と呼びかけました。