第二次世界大戦中に強制連行され、京都府の加悦町の大江山ニッケル鉱山で劣悪な条件で働かされたとして、中国人労働者4人と遺族が国を相手に損害賠償を求めた訴訟は22日、結審を迎えます。「中国人戦争被害者の要求を支える会京都支部」は、多くのみなさんの傍聴参加を呼びかけています。
 強制連行・強制労働の事実とその違法性を認定した一審の京都地裁の判決を踏まえ、日本冶金工業とは和解したものの、国は判決や和解勧告を拒否し続けています。全国各地で行われている中国人強制連行事件の判決にも大きな影響があります。
 結審は、22日午後1時半、大阪高裁72号法廷(京阪「淀屋橋」、大阪地下鉄「淀屋橋」下車徒歩5分)、午後3時より大阪弁護士会館プロボノセンターで結審報告会。連絡先TEL075・642・3152(同支部事務局・桐畑米蔵)。