京都市右京区の「安井・花園憲法9条の会」は23日、「憲法9条を守る講演と文化の夕べ」を右京区ふれあい文化会館で行い50人が参加しました。
 自民党の改憲案が出され、今国会に憲法改定のための国民投票法が提出される動きの中、憲法9条を守る運動を広げようと開いたもの。
 開会で、同「会」の呼びかけ人の赤江清さんが、自らの戦争体験を語り、「いまこそ大切な憲法を守ろう」とあいさつ。講演は、近藤忠孝弁護士が、「憲法を学び行動しよう」と題して話しました。近藤氏は、学徒動員の体験をまじえながら、憲法の意義を条文にそって解説しました。
 参加者は、「知事選で憲法9条を守る衣笠洋子さんを勝利させ、さらに運動を広げよう」と語り合いました。
 ソプラノ歌手の福島左容子さんが、吉田淑子さんのピアノ伴奏で「さとうきび畑」や「憲法9条の歌」などを披露しました。(N)