衣笠洋子さんで、「府政転換まったなし―春をよぶ府民のつどい」が16日夜、京都市北区の府立体育館で開かれ、1万人を超える参加の熱気に包まれました。
 府内各地の現場の映像と住民の声を収録したビデオ上映でオープニング。各界から府政転換への訴えや、哲学者鶴見俊輔氏と狂言役者茂山千之丞氏のビデオレターの紹介のあと、「民主府政の会」の久米弘子代表委員が「知恵と力、思いを寄せて、あったか衣笠府政をつくろう」とあいさつしました。
 「九条の会」事務局長の小森陽一東大大学院教授のメッセージ紹介につづき、「守ろう憲法と平和きょうとネット」代表の大谷心基牧師と俳優座の有馬理恵さんが次々と応援の訴え。日本共産党の穀田恵二衆院議員が、ライブドア、耐震偽装、BSE問題など小泉「構造改革」路線の害悪と破たんについて報告しました。
 衣笠さんは、青年の会によるムシロ旗、女性の会の大型要求バルーンや出身保育所の保育士らふんするチンドン屋に送られて登場。団体・個人からの贈り物を受け取ったあと、政策提案に盛り込まれた基本姿勢を力強く語り、「府民と心かよわせる京都を一緒に築きましょう」と訴えました。(「06知事選」に衣笠さんの訴えや各弁士の演説を紹介)