「第二久世橋をつくる会」(佐々木房夫代表)は8日、橋工事と用地買収の進捗状況や要望について京都市に報告を求めました。
 街路建設課からは「用地買収は第二工区54%の進捗で大詰めにきている。工事は橋げたの架設工事に入っており、欄干、照明などの工事に入るまでに地元の説明会を開催したい」。道路建設課からは「南北道路の整備についてはいくつかのルートで検討中。本年度末までには案を固めたい」と報告がありました。
 「つくる会」の、橋脚工事現場(府道水垂上桂線築山町)の交差点にカーブミラーの設置をしてほしいという要望には、「交差点にはカーブミラーを設置」、南方方面については現場を見て判断する」と回答。橋の正式な高さ、欄干・照明などのデザイン提示をしてほしいという申し出には、「デザイン案がまとまったら説明会を含めて知らせる」とのべました。また、通学の交通安全確保については、「安全確保は最優先課題としている。接続道路については素案が確定すれば地元説明会を開催したい」と対応しました。
 この協議には、日本共産党の藤井佐富京都市議も同席しました。 「つくる会」の伊勢豪事務局長は「建設工事が住民のを反映した内容になるように、引き続きがんばります」と語っています。(岡本喜世子)