「平和憲法を守り、自衛隊の海外派兵・有事体制に反対する京都共同センター」は24日、中京区のハートピア京都で川村俊夫・中央憲法会議事務局長を講師に迎えて活動者会議を開き、改憲派の国民過半数獲得の戦略をつかみ、草の根から憲法を守る運動を一層ひろげることなどを確認しました。
 村井豊明・自由法曹団京都支部幹事長のあいさつの後、川村氏が講演。与党と民主党が憲法改正の世論づくりを系統的に行い、通常国会で国民投票法案の可決・成立をめざすことで合意するなど改憲発議への動きが新たな段階に入っていることを指摘。「九条の会」が作り出している運動のうねりを保守層にも浸透させ、国民の多数派をめざす大波にしていこうと呼びかけました。
 辻昌秀・同センター事務局長が、憲法改悪反対運動をさらに草の根からつくり、府知事選挙でも憲法問題を大きな争点として位置づけるなど今後の運動の方向と当面の日程などを報告しました。
 参加者は、各地域、各団体での「9条の会」の運動などを交流しました。