相楽九条の会(石橋平和代表)は21日午後、木津町東部交流会館で講演会を開催、郡内各地から住民約50人が参加しました。
 弁護士の出口治男さんが「自民党改憲草案の危うさ」と題して講演。自民案は「自衛軍」の保持を明記し、国際協調の名のもとに海外で戦争できる国をめざすものだと批判。「国会の衆参両院で3分の2以上の賛成がなければ改憲は発議できないから、次の参院選は重要なたたかいになる。同時に改憲を許さない国民運動を大きく広げていこう」と訴えました。
 続いて、「イラクの子ども達を救う会代表」の西谷文和さんが、何度も足を運んで撮ってきた、米軍の攻撃にさらされるイラク市民の悲惨な現実を生々しいDVD映像で紹介しました。(長谷川千秋)