第24回全国都道府県対抗女子駅伝は15日、京都市右京区の西京極陸上競技場を発着点に左京区の京都国際会館前で折り返す9区間42・195キロのコースで行われ、京都が2時間15分26秒で2年連続10回目の優勝を飾りました。2位は埼玉、3位は長崎。京都チームは大会記録には6秒届かず記録の更新は逃しました。
 レースの序盤、1区から3区まではめまぐるしく順位が入れ替わる展開でしたが、京都の4区、小崎(ノーリツ)が7人抜きで1位に立つと、その後は一度も首位を譲ることなく、9区の福士(ワコール)が先頭でゴールテープを切りました。
 京都チームの荻野由信監督は、「優勝という宿命が達成できて良かった。今年のチームは最強チーム。負けるとは思わなかった。大会記録にはとどかなかったが、この偉大な記録を追い続けたい」と優勝インタビューに答えました。
 エースの福士選手は、「みんなががんばって首位でたすきを運んでくれたので、余裕をもって走れました。また、沿道の声援にも助けられました」と優勝の喜びを語りました。(写真=8区を力走する亀岡中・小川智香選手)