08年度から小学校を11校から8校に統廃合する計画を進めている八幡市教委は11、12の両日、統廃合計画案の説明会を中学校ブロックごとに4カ所で開催。保護者からは教育条件悪化への不安と市教委の計画押しつけへの批判の声が相次ぎました。 
 12日、男山中ブロック説明会(市文化センター)には約90人が参加。市教委は▽1学年1学級が増加し集団としての学習効果が低くなっている▽小中一貫校構想の第1段階として学校の数を減らして1学校あたりの学級数を増やす必要がある▽男山中ブロックでは08年度に八幡東小を廃止して八幡小に統合する、などと説明しました。質疑応答では、「合併すると遠くなり、トラックの出入りの多いところもあり不安」「なぜ1学年3学級が前提なのか解からない」「地域協議会のあと市の計画が出されるのが早かったが結論はすでに決まっていたのでは」などの意見や疑問をのべました。
 市教委の計画案の主な内容は次の通り。
 ▽八幡東小を八幡小に統廃合(08年度)▽八幡第5小を八幡第3小に統廃合(08年度)▽八幡第4小を八幡第2小と南山小に統廃合(10年度)▽南山小の一部を美濃山小に編入(10年度)。