京都市教組などでつくる「日の丸・君が代」の押し付けに反対する懇談会が14日午後2時から、京都市中京区の京都アスニーで、集いを開きます。
 昨年9月21日に東京地裁で国歌斉唱義務不存在確認等と損害賠償を求める訴訟(予防訴訟)で勝訴した判決の意義を学ぼうというもの。同判決は、東京都教委の通達と行政指導の行き過ぎが、憲法に定める思想・信条の自由を侵害し、教育基本法に定める行政の教育への不当な介入にあたるとし、原告の訴えを全面的に認め、損害賠償の支払いを命じた日本の教育裁判史上で画期的な判決です。
 集いでは、同裁判弁護団の白井劍弁護士を講師に東京地裁判決について学びます。講演後、子どもを主人公にした卒業式、入学式の取り組みなどについて意見交流を行います。
 資料代500円。問い合わせ先は京都市教組TEL075・771・9171。