京都市の国保料値上げ取り消しを求める審査請求をめぐり、12月26日、市民らが京都市の弁明書にたいする反論書を府国保審査会に提出しました。 「医療と国保をよくする京都府・市民の会」が呼びかけたもの。8月に行った同審査請求にたいして、京都市は「(値上げは)議会の議決を得ており何ら違法性はない」などとした弁明書を明らかにしています。この日は、同会のメンバーらが16人分の反論書を府保健福祉部医療保険室に提出しました。反論書を提出し、同審査会での意見陳述を要望している草薙丈夫さん=下京区=は、「値上げは多くの年金生活者を直撃しています。高すぎる国保料は国民の生存権に反する」と話しています。